この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私立S学園高等部
第2章 美人教師と忘れ形見
せりなちゃんはちょっと不満だったみたいだけど…。
本当にこのエロ天使は三年後どうなるんだろ?

せりなちゃんは本当に可愛くてHだった。
とにかく中等部の寮に入るまで沢山キスして沢山感じさせた。

三年後、絶対俺が処女を奪うから。

「せりなちゃん、好きだよ」

そして、せりなちゃんは中等部に進学、メールと電話と手紙でしかせりなちゃんと話せない三年間を過ごした。

俺は大学部に進学した。

大学でも寮に入った訳だけど大学の寮は規則もほとんど無くて、学園の外に出る機会も増えた。

バイトして小遣いためたりもした。
大地に引っ張られて合コン行かされたりもした。
相変わらず勉強は真面目にやっていた。

今までで学園の中だけで生活していた訳で、学園の外まで世界は拡がった。
沢山の女性のいる世界。
でも俺の心の中には今は会えないせりなちゃんとはるかさんしかいなかった。

せりなちゃんへのメールは欠かさず送った。
メールと電話でも喧嘩したこともある。けど、仲直りもちゃんとしていた。

そして大学一年目の夏休み。俺は石川県へ一人旅をした。
はるかさんのお墓参りをした。

納骨とかはせりなちゃんのお父さんがしてくれた。
はるかさんはご両親と同じ地元のお墓に眠っている。

そして秋からは一年間アメリカに留学した。
両親がアメリカに居たので両親の元でアメリカの大学に交換留学した。
両親とも長年離れていたので一緒に住む時間が作れて良かったし、大学卒業は一年遅れるけど自分の未来の方向性は定まった。

まだ正直はるかさんが夢に出てきたり思い出して泣いたりすることもある。
でもはるかさんのいない現実を一生懸命生きているつもりだ。

そしてせりなちゃんとの再会を心待ちにしている。

しばらくは避けていた大学の図書館もちょくちょく行くようになった。
でも『あの席』はまだ座れずにいる。
あの席に座ったらはるかさんが声を掛けてくれないかと待ってしまいそうだから。

そうやって三年が経った。
/215ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ