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気紛れマーメイド
第3章 運命の

「俺の学校やねん。蘭華。」

…チッ

仕方ないわねぇ

これは余り使いたくなかったんだけど

「ん?なんや蘭華…」

『お願い…暁雄…亜弥と一緒のクラスにして?』

上目遣いをすれば男なんてコロリよ。

「っお安いご用やで!蘭華ぁ!」

苦しい位に抱き締めてくるこいつ

我慢よ…

今だけ我慢すれば亜弥と一緒にいられるの。

しかし、私の愛する亜弥は私たちをみて凄く不機嫌になっていた

それをあえて分かっていて見せつけるかの様に男は私を抱き締めていた。
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