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気紛れマーメイド
第4章 馴れ馴れしいやつ
「安心しい。お前が退屈せんようなプール用意する。挙式はいつがええかな?」
『…!』
パシンッー…
思わず怖くて拒絶する様に彼の頬を叩いた
「なん?」
笑っていない彼。
「逃がさへんよ?蘭華」
そう言って私を抱き締めた時。
「蘭華ー!」
亜弥の声がした。
亜弥…!
「アイツにキスしたことばれたくないんやろ?」
『…っ』
そう、私はさっきコイツと…
「なら良い子に出来るな?」
頷くしか出来ない私に微笑みを浮かべるコイツ
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