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悪魔のささやき
第4章 噂のふ・た・り
『その首の"傷"なあに?』


今日も一緒にランチしてるエリカから、突然そう言われて、咄嗟に手の平で隠した。

私のその仕草をみて、大きく溜息をつきながら

『今更なんだけど…』

そう言いながら軽く睨んできた。

うちの会社は制服がないから、朝出来るだけ隠れる服を選んできたつもりだったが、どうやら角度とかによっては、見えていたらしい。


『…で?』

「あのね…これは…その…」

『私に1番に教える約束よね?』

「…分かったから。ちゃんと話す」














百花は愁との事をすべてエリカに話した。

エリカは相手が愁ってことに驚いていたけど、

『よかったね』と祝福してくれた。
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