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悪魔のささやき
第6章 運命が変わる日
━━━嘘でしょ?!


どんなに引っ張ってもビクともしない。

足は自由に動かせるけど、よく見ると服が脱がされていて、下着姿になっている。


「…なによこれ」


自分の置かれてる現状を把握すると、恐怖で自然と涙が出てきた。

帰ってる途中で、確か誰かに名前を呼ばれた。
その人物が誰だったのか、必死で考えようとしても頭が全然働かない。


「…もういやだ…しゅう…たすけて」


そっと呟いた時、ドアが空いて誰かが入ってきたが、電気が点いていないので誰か分からない。
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