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悪魔のささやき
第7章 悪魔のささやき
「ごめん…優しくできない」


まさか百花に言ってる言葉だと思わない美咲は、愁の優しさに驚きながらも嬉しかった。
自分は愛されてると美咲は勘違いしていた。

散々我慢していた愁は、激しく腰を打ちつけながら、あっという間にのぼりつめ、美咲の中で果ててもまだ治まるはずもなく、抜かずにそのままずっと腰を打ち付けている。


「ダメだ…止まらない」

「いいの。愁をいっぱいちょうだい」


愁の背中に手をまわし、美咲は好きな男が自分を狂ったように求めてくることが幸せだった。


「あっあぁぁ…気持ちいい…ダメ…いくぅ…」

「…俺もまたイキそう」
 
「あぁ〜…」


美咲の身体が大きく跳ね上がったのを見とどけると、愁もまた美咲の中に果てた。


「愁…愛してるわ」

「俺も愛してる」


2人は、まるで恋人同士のように深く激しいキスを繰り返し、朝まで何度も身体を重ね続けた。







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