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悪魔のささやき
第7章 悪魔のささやき
「やぁぁぁ…お願いだから挿れないで!」


今まさに木村が百花の中に淹れようと自身を百花の入り口に充てがっている。
必死に頼んでも、ここで止める男などいない。
木村ももちろんそうだ。


「…悪いけど淹れるよ」


木村はゆっくり百花の中に沈んでいき、腰を振り始める。


「ヤァ…ひどい…あッ」

「うッ…しまる…」

「あぁぁ…ヤメ…て」

「百花…最高だよ…気持ちいい」


木村の腰の動きが、嫌なはずの百花を快楽に導き、痙攣しながら先に絶頂を迎え、その後すぐ木村が果てた。

木村は百花に軽くキスをすると、百花の中から自身を引き抜き、纏っていたゴムをとった。

そして放心状態の百花の涙を指で拭ってやると、ベットの脇に置いてあった携帯を手に取り、画面を確認してから通話終了のボタンを押した。
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