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悪魔のささやき
第9章 決着
2人無言で俺の作ったご飯を食べる。
ただ、それだけなのになんだか幸せだった。


「これからの事を話そうか…」


不意にそう言った俺に、さっきまで下を向いていた百花の顔が上がった。


「…これからの事?」

「あぁ、俺と百花の未来」


それを聞いた瞬間、百花の顔が引き攣った。


(そんな顔されて当然だな)

「…フッ…そんな構えないでよ」

「…」


俺は水を1口飲むと、向かい座る百花を真っ直ぐに見た。

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