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王子さまの本音
第3章 ズルい夜


「僕?僕は流星 誓。流星群の流星に誓いの誓」

「素敵な名前ですね!私、星とか好きなので」

満面な笑顔で彼女は言う

「ありがとう」


(見た目と一緒で中身も純粋なんだな)


「本当にそろそろ帰ろっか?」

「はい…あの誓さん」

「ん?」

「連絡先とか聞いちゃダメですか?」

「いいけど…」


(やっぱり彼女も他の女と一緒か?)


「よかった二度も助けていただいたのでお礼がしたくて」

「いいのにそんな」

「いえ、そういう分けにはいきません!」


(ぷ…必死になって彼女に下心あるわけないか)



その日、俺達は連絡先を交換して別れた



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