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王子さまの本音
第1章 気まぐれ
「え?あ…」
返答を待たずに手を繋ぎ歩き始める
(手、繋いだけで赤くなってる可愛い…)
俺の周りにはいない女だなと思いつつ信号を渡った
「あ、あのすみませんでしたご迷惑をかけて」
「いいってそれに迷惑じゃないし」
(気まぐれだから)
「でもありがとうございました。いつも音が鳴る信号機でそれが合図だったので手…繋いでもらえて凄く助かりました!」
「ふっ…じゃあ僕、行くから気をつけて学校行きなよ?」
「はい!本当にありがとうございました」