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タイムリミット。
第7章 ブレイクタイム。




腹が満たされると自然に怒りも鎮静され、食事の後片付けをし、リビングにいる2人の元へ行き、尚子は腰をおろす。

久しぶりに見る佑輔は、床に仰向けになって寝落ちていた。



「近々って昨日の今日でしたっけ」

『いつって聞かないソッチがいけねーだろ』



佑輔の傍に腰をおろし、頬を指でなぞる。


「賢さん、私なんか嫌がらせされることしたっけ」

『おまっ、自覚ねーのかよ
あん時、アッサリ俺を捨てただろ』

「は、淳が気になるからって賢さんからでしたよね
結果、私が振られたんですよ」

『振ってねーし、あん時はおりゃ気になるって言っただけで、ショウがアッサリ関係を解消するから、俺はショウにとってそんだけの関係だったんだと…』

「...って、今更だと思いません」

『だな』

「で、イヤガラセは?」



と、本題に軌道修正する尚子である。



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