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タイムリミット。
第9章 タイムリー。
翌日、もう1日宿泊の予定をキャンセルし、早々午前中にチェックアウトを済ませ、その足で病院へ尚子は、連行された。
結果
陽性
尚子の子宮には、種子が癒着し、新しい生命が宿されていた。
『ねー、俺溜まってんんだけど』
「んー」
妊娠して、尚子の体質が変わった事もなく、それなりにたまに性欲はあったのだが、佑輔がなにやら、張り切って雑誌や専門書を読みあさり、初期は致していなかった。
ま、元々性欲が強いほうではないのでたまにある性欲は抑えられ、日々少しずつ変化してきた自分の躰と子どもにシフトを遷して行った。
が、
佑輔は逆であった。
『ショウができてから、俺ずーとお預けじゃん』
「イヤイヤ、佑輔が自主規制してただけじゃん」
佑輔は、我慢の限界に来ていた。