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第9章 タイムリー。

そんな、佑輔が可愛くも愛しくでも、ちょっと意地悪をしてしまう尚子がいた。

そんな尚子に佑輔は横向きに寝ている、尚子の後ろから胸に手を回し、ぽよぽよと質感を確かめるように優しく揉んでいた。



『ねっ、いい』

「いいもなにも、私がしたい時、しなかったのにそれは、愚問じゃない」

『えっ、したかったの』

「そ、そりゃそういう時も私だってあるよ」

『お、俺はてっきり「いいよ、しよっ
でも、優しくね」』



尚子が顔だけ佑輔に向ける。
その瞳は欲情のイロが揺らめく。

吸い寄せられるよう、お互いの唇が重なり、お互いの口内に舌がまさぐる。

それを機に、胸を弄んで手が片方離れ、腹を慈しむよう撫でながらその先の中心部に進んで行く、お互いの口を這うように絡まる口元からは、尚子の悩めかしい吐息が時折漏れる。

同時に胸をまさぐり、中心部に辿りついた手に、ショーツの上からでもわかるほど尚子のそこは、潤っていた。