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タイムリミット。
第4章 期間限定。
『で、どうなってんの
お前ら』
「どうって、賢さんが押し付けたんじゃん」
『そうだけど、どう』
「ウチから仕事行ってますよ佑輔」
『はぁ』
「あの後大変だったんですよ
その日の内に家に来て」
『マジか』
「はい、説得しまして 妊娠してるかしてないか 判った時点で、同居は解消しますけど」
なんとか説得して、野村との同棲を期間限定にした尚子。
だが、それで野村が納得しているかと言えば、否であろう。
もし、妊娠してないにしても 同棲は解除しても、交際は続行と言う事で、尚子と野村の交渉は、一応可決したのであった。
尚子としてはそれに伴い、交際も解除と、提示したにも関わらず、野村に即、却下されたのであった。
「あくまで 同居です」
その都度の事も 正直者だろ尚子は賢に伝えた。