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タイムリミット。
第4章 期間限定。
独り淋しい。
とは が 、尚子は思わない。
子供時代から、独りには慣れていたから。
逆に、人が居ると、意味もなく不安になる。
自分と人の 間合いがとれなくて。
慣れるまでに 時間がかかるのだ。
それなりに、恋愛経験をしても、慣れるまでに行く相手とは巡り会えなかった。
今回は、恋愛すっ飛ばし 即既成事実。
それこそ、間合いが難しい。
「おっ、もうそろそろ時間だから行くなっ
ショウは?」
『もう、営業時間は、終わってるから、スタッフがあがれば終わり
アッ君に宜しく』
「ソッチも、野村っちに宜しく」
そう言い、賢は待ち合わせ場所に向かう。
尚子も 店を閉める支度をしながら、今週 シフトが遅番だと佑輔が言っていたなー
と、思い出していた。