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タイムリミット。
第4章 期間限定。
遅番といっても、佑輔は宿泊施設の担当ではなく、会議や宴会等に使うフロアーの担当なので、その日の内には帰宅する。
時刻は、夜の8時過ぎ。
いつもは、サロンスタッフに任せ、家にいる時間。
今日は できあいのモノで済まそう。
佑輔に、今日はできあいのモノで済ます事を、メールする。
ーー今日、ご飯支度できません。私は、網焼きにするけどどうする?ーー
お互い仕事があり、勤務時間も違いがあるので 手が空いてる方が、食事の支度をする。
用事が入ったら、わかった時点で、連絡を入れる。
そんなルールがいつの間にか決まっていた。
佑輔から今日 昼間、連絡はなかった。
作れない確認の為のメール。
尚子は 店の戸締りをし、網焼きを2つ買いにお弁当屋に行き 家路へとついた。