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タイムリミット。
第5章 途中経過。
その刹那、尚子の中心部に串(つらぬ)く衝撃が走った。
下から上に突き上げる、重い衝撃に声も出づ、佑輔の指に歯をたてる。
『ってっ…』
佑輔の漏らした声に、はっとし尚子は力を抜く。
『ごめん…そのプルプル感が、我慢出来なくて』
どのプルプル感だよ!
歳と共に張りはなくなんだよ!!
と、刺激を逃した尚子が脳内で独りごちる。
口内に鉄臭と、味がする。
衝撃を逃すために、強く噛んでしまったのだろう。
傷つけたと尚子は罪悪感に陥る。
佑輔の指を加えたまま、舌を這わす。
唾液とは違ったヌメりを感じる場所に、丁重に扱(しご)く。
ドクンッ
尚子に突き刺さった中心部から、そんな音が聞こえてくるかのように、佑輔の滾るイチモツが、反応する。
そうだ…元はといえば!!!
と、冷静な思考が戻って来たと思ったら、佑輔が即座に動き、瞬く間にまた、思考を宇宙遊泳をのブラックホールに堕ちていった。