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タイムリミット。
第5章 途中経過。
と、思ったのは気のせいだったのだろうか。
奥のまたその奥に、ジワジワとこじ開く外部からの馴染んだ異物で、尚子は現実に引き戻される。
願うならば、明日の朝まで ブラックホールに飲み込まれ、宇宙をさ迷っていたかった。
明日の朝は、スッキリシャッキリ目覚めたかった。
が、佑輔と尚子の奥に喰わえ込められたそれが、尚子のそれを阻止した。
「ゆ.佑…お。奥…」
『んっ、ココ』
クイっと、突く。
「…っぁ、くる…し…」
そのまま、扱くように佑輔が動く。
「ンガッ…ぁぁ…ゃ……」
『言葉が出ないほど、イイの
馬っ鹿キュゥキュゥ締め付けて』
そんな、佑輔の言葉は今は尚子の耳には、入ってこない。
言葉でない音を発し、口をパクパクさせながら酸素を求め奇声を漏らすだけだった。