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タイムリミット。
第6章 タイムアップ。
上から降り注ぐ、水音。
湿気を含んだ室内。
脱衣所には、ぞんざいに衣類が、脱ぎ散らかっている。
浴室では、尚子がくたりと、佑輔の背に躰を預けていた。
『ほら、脚を少し開いて』
半分意識が飛びかけている、尚子が素直に従いその脚を少し開く。
つかさず、佑輔が脚を下から掬い尚子の股を開脚する。
激しい交わりの形跡を残すそこに指を差込、形跡を掻き出す。
ザラザラした壁面に纏わりつく粘着質な液体。
尚子の子宮内からの排泄液と重なり体外へと、書き出される。
対面にはめ込まれた鏡にはあわれない姿を写し、佑輔の指の動きに併せて内と外で反応する尚子。
意識が遠のいていく中、
『鏡を見て、俺とショウが混ざりあってる』
霞む視界を鏡に向けると、開脚したその場所からは白地に赤を滲ませた2人の体液が複雑に重なり合い床に垂れシャワーの水音と共に洗い流されていった。