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タイムリミット。
第7章 ブレイクタイム。




『おい、この後付き合えや』



店の仕入れをしている業者さん主催の勉強会が終ったあと、たまたま別の勉強会の講師を努めていた賢が尚子を呼び止めて捕まった。



「珍しいっすね」

『ま、たまには』

「ってか、ウラあるっしょ」

『まあ、な』



尚子は、賢の目論みはわかっていた。



「...結果報告っすか」

『それもあるが...淳んトコでいっか?』

「...イヤって言ったら」

『連れてくだけだし
俺車ねーんてショウ車だせ』

「...OK」



ぜってぇ、コイツ今日狙ってただろ!


と、思いつつも元先輩に逆らえない尚子は車を中心部に走らせた。



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