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猫好き男子と大人な部長
第7章 猫好き男子のお部屋にお泊り
 数分後、修馬が言いにくそうに言う。

「架恋、ごめんな。俺、腹が減ってきた。続きは、メシ食ってからでいいか? どこかへ食いにいこう」

「あ、うん、そうだね。帰りに買い物しなくちゃ。明日は私が朝食と昼食を作るんだったよね」

 翌土曜日は、架恋が料理を作る約束をしていたのだ。

 特にこれといって特技がない架恋だったが、料理やお菓子作りの腕前には、そこそこ自信を持っていた。

「自慢できるほどではない」と自覚していたが。



 そして、架恋は名残惜しそうに身体を離していく。

 花裂から、白濁した液を垂らしながら。



 すぐに後始末を開始した二人は、手早く終えると服を着て、出かける準備をした。




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