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猫好き男子と大人な部長
第9章 優しい部長と気ままなポップ
「部長、お疲れ様です! もう帰ってらしたんですね!」
「石橋君、お疲れ様。うん、予定より早く終わったので、今帰ってきたところ。そして、ちょうどこの猫を見つけた。名前、ポップって言ってたっけ」
「ええ、そうです。ポップ、今日もこの駐車場に来ていたんですね、こんなに大雨なのに」
「雨脚が強まったのは、ついさっきだから、ポップも困ってるんじゃないかな。この子の家は近所なんだって?」
「ええ、向かいの家みたいですよ」
架恋が背後の駐車場出口方向を指し示して答える。
高倉は軽く頷くと、片手で傘を持ってから、ポップを抱き上げて言った。
「石橋君、お疲れ様。うん、予定より早く終わったので、今帰ってきたところ。そして、ちょうどこの猫を見つけた。名前、ポップって言ってたっけ」
「ええ、そうです。ポップ、今日もこの駐車場に来ていたんですね、こんなに大雨なのに」
「雨脚が強まったのは、ついさっきだから、ポップも困ってるんじゃないかな。この子の家は近所なんだって?」
「ええ、向かいの家みたいですよ」
架恋が背後の駐車場出口方向を指し示して答える。
高倉は軽く頷くと、片手で傘を持ってから、ポップを抱き上げて言った。