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猫好き男子と大人な部長
第10章 新たな出会い
「じゃあ、私にも手伝わせてよ」
はっきりと一つ大きな溜め息をついてから、丸岡が答えた。
「お気遣い、ありがとう。でも、俺たち三人で十分、やれるから。また次の機会に、何か手伝ってね」
こう言われ、ようやく篠宮は根負けしたようだった。
面白くなさそうに口を尖らせて、篠宮が言う。
「はいはい、分かりましたよ。せっかく来たのに、つれないなぁ。じゃあ、またお昼休みにね~」
そう言って丸岡に手を振ると、架恋と瑞穂には挨拶もせずに、篠宮は部屋を出て行った。
はっきりと一つ大きな溜め息をついてから、丸岡が答えた。
「お気遣い、ありがとう。でも、俺たち三人で十分、やれるから。また次の機会に、何か手伝ってね」
こう言われ、ようやく篠宮は根負けしたようだった。
面白くなさそうに口を尖らせて、篠宮が言う。
「はいはい、分かりましたよ。せっかく来たのに、つれないなぁ。じゃあ、またお昼休みにね~」
そう言って丸岡に手を振ると、架恋と瑞穂には挨拶もせずに、篠宮は部屋を出て行った。