この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
猫好き男子と大人な部長
第10章 新たな出会い
 ところどころ、猫なで声で喋る篠宮に、架恋は内心「この人、苦手かも」と思い始めていた。

 そして、「丸岡さんのことが好きなのかな」とも。



 篠宮はどうやら丸岡に用事があるようなので、架恋と瑞穂は黙々と準備に集中することに。

 丸岡は今度は、ややイライラしたような声色で言った。

「せっかく来てくれたんだけど、仕事中だから、喋ってる場合じゃないんだよ。雑談なら、お昼休みにしよう」

「準備って、石橋さんと倉本さんのお仕事でしょ。丸岡君はしなくてもいいはず」

「『しなくてもいい』は『してはいけない』とは違うんだよ。実際、俺は少しでも手伝いたい」

 徐々に、丸岡の口調は、つっけんどんなものに変わっていく。

 この会話を聞いていた架恋にとっては、丸岡に同情していた。

 それでも、一向に意に介さない様子の篠宮がさらに言う。




/341ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ