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猫好き男子と大人な部長
第11章 猫好き男子とトラブルメイカー
「そういえば水曜に、大会議室で準備してたとき、篠宮さんっていう営業部の人がやってきてね」
架恋の言葉を聞いた途端、運転席に座る修馬の表情がみるみる曇った。
「ああ、あの人か~。以前は、俺もかなり悩まされたよ。かなりのトラブルメイカーでね」
丸岡が同じような表情をしていたことを思い出す架恋。
修馬は思い出しているだけなのに、うんざりした表情で言葉を続けた。
「人の陰口を言うのは好きじゃないけど……。あの人の場合、自業自得なところがあるよ。はっきり迷惑だって態度を示しているのに、付きまとってくるんだから。でも、幸いなことに、架恋と俺の交際が知れ渡ってからは、俺の事は諦めてくれたらしいね。俺に対しては、ものすごく大人しくなったよ。架恋も何か迷惑をこうむった?」
架恋は水曜日の出来事を修馬に話した。
架恋の言葉を聞いた途端、運転席に座る修馬の表情がみるみる曇った。
「ああ、あの人か~。以前は、俺もかなり悩まされたよ。かなりのトラブルメイカーでね」
丸岡が同じような表情をしていたことを思い出す架恋。
修馬は思い出しているだけなのに、うんざりした表情で言葉を続けた。
「人の陰口を言うのは好きじゃないけど……。あの人の場合、自業自得なところがあるよ。はっきり迷惑だって態度を示しているのに、付きまとってくるんだから。でも、幸いなことに、架恋と俺の交際が知れ渡ってからは、俺の事は諦めてくれたらしいね。俺に対しては、ものすごく大人しくなったよ。架恋も何か迷惑をこうむった?」
架恋は水曜日の出来事を修馬に話した。