この作品は18歳未満閲覧禁止です
猫好き男子と大人な部長
第11章 猫好き男子とトラブルメイカー
「そっか、今度はその丸岡さんって人がターゲットにされてしまってるのか。お気の毒に」
そう言うと、修馬はアイスを一口食べてから、言葉を続ける。
「あの人のことを話してると、せっかくのアイスが美味しくなくなるから、話題を変えてもいい?」
苦笑いで言う修馬に、架恋はすぐ「うん、もちろん」と同意する。
心の中で、「修馬君も大変だったんだろうなぁ」と思う架恋。
それから二人は、たわいもないおしゃべりを楽しんだ。