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猫好き男子と大人な部長
第2章 雨の日のポップ
「さて、俺はそろそろ帰ろっかな。明日は直帰でポップにも会えない予定だし、名残惜しいけど」
「あ、じゃあ、私もそろそろ……。ポップはどうするの?」
「俺が向かいの家の前まで抱いていくよ。道路を挟んですぐだけど、この大雨だと濡れちゃってかわいそうだからね」
「じゃ、私もついていくね」
「よし、行こっか!」
そう言うと、宮沢は壁にもたせかけていた傘を手に取ると、開いた。
そして、ポップを抱き上げて傘を差し、駐車場の出口へと向かう。
架恋はその後ろをついていった。
「あ、じゃあ、私もそろそろ……。ポップはどうするの?」
「俺が向かいの家の前まで抱いていくよ。道路を挟んですぐだけど、この大雨だと濡れちゃってかわいそうだからね」
「じゃ、私もついていくね」
「よし、行こっか!」
そう言うと、宮沢は壁にもたせかけていた傘を手に取ると、開いた。
そして、ポップを抱き上げて傘を差し、駐車場の出口へと向かう。
架恋はその後ろをついていった。