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猫好き男子と大人な部長
第11章 猫好き男子とトラブルメイカー
梅雨明けが発表された日の午後5時過ぎ、架恋は修馬と一緒に会社を出た。
どんよりと曇った空を見上げて、修馬が呟く。
「梅雨明けしたとは思えない灰色の空だな。梅雨明けって、いったいどういう基準で発表されているんだろ」
「ホントだね」
修馬とともに、憂鬱そうに架恋も空を見上げる。
そのとき、駐車場の方からニャーと、猫の声が聞こえた。
架恋と顔を見合わせ、嬉しそうに修馬が言う。
「あ、きっとポップだ! 行ってみよう!」
架恋ももちろん二つ返事でOKし、一緒に駐車場へと向かった。
どんよりと曇った空を見上げて、修馬が呟く。
「梅雨明けしたとは思えない灰色の空だな。梅雨明けって、いったいどういう基準で発表されているんだろ」
「ホントだね」
修馬とともに、憂鬱そうに架恋も空を見上げる。
そのとき、駐車場の方からニャーと、猫の声が聞こえた。
架恋と顔を見合わせ、嬉しそうに修馬が言う。
「あ、きっとポップだ! 行ってみよう!」
架恋ももちろん二つ返事でOKし、一緒に駐車場へと向かった。