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猫好き男子と大人な部長
第11章 猫好き男子とトラブルメイカー
「じゃあ、一緒に帰ろうよ! 駅まで歩くんでしょ」
これを聞いた修馬はさすがに呆れ顔をした。
「篠宮さんだって、俺が架……石橋さんと付き合ってること、知ってるはずだろ。よくそんな誘いがかけられるな」
こう言われても、微塵も動じない篠宮。
「え~、別に一緒に帰るだけなら、いいでしょ? ね、石橋さん?」
篠宮はこれみよがしに両手を合わせて、架恋に尋ねる。
突然、話を降られて一瞬戸惑った架恋だったが、それでもきっぱりと答えた。
「あ、今日は宮沢君と一緒に、ちょっと立ち寄るところがありますので……」
これは別に嘘でも何でもなく、架恋と修馬は、駅前の例のショッピングモールに立ち寄ってから帰る予定だったのだ。
これを聞いた修馬はさすがに呆れ顔をした。
「篠宮さんだって、俺が架……石橋さんと付き合ってること、知ってるはずだろ。よくそんな誘いがかけられるな」
こう言われても、微塵も動じない篠宮。
「え~、別に一緒に帰るだけなら、いいでしょ? ね、石橋さん?」
篠宮はこれみよがしに両手を合わせて、架恋に尋ねる。
突然、話を降られて一瞬戸惑った架恋だったが、それでもきっぱりと答えた。
「あ、今日は宮沢君と一緒に、ちょっと立ち寄るところがありますので……」
これは別に嘘でも何でもなく、架恋と修馬は、駅前の例のショッピングモールに立ち寄ってから帰る予定だったのだ。