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猫好き男子と大人な部長
第12章 猫好き男子と架恋の夏
うっとりしてきた架恋は、そっと目を閉じる。
修馬は少しかがみ込み、おもむろに唇を重ねてきた。
涼しい夜風が吹き抜ける中、ぽぅっと熱くなる二人の唇。
キスを終えた風香がゆっくりと目を開けると、星空をバックに同じく目を徐々に開いていく修馬の顔があった。
不意に満面の笑みを見せ、右手を顔の高さまで持ってくる修馬。
薬指に光るリングを見せる意図であることは、架恋にも分かった。
架恋も同じように右手薬指のリングを修馬に見せて微笑む。
修馬の愛と、二人の絆が、形となってお互いの指に光っているように思えて、架恋は喜びに胸をときめかせていた。
続いて、強く強く抱きしめ合う二人。
二人の間には、もはや言葉は必要なかった。
修馬は少しかがみ込み、おもむろに唇を重ねてきた。
涼しい夜風が吹き抜ける中、ぽぅっと熱くなる二人の唇。
キスを終えた風香がゆっくりと目を開けると、星空をバックに同じく目を徐々に開いていく修馬の顔があった。
不意に満面の笑みを見せ、右手を顔の高さまで持ってくる修馬。
薬指に光るリングを見せる意図であることは、架恋にも分かった。
架恋も同じように右手薬指のリングを修馬に見せて微笑む。
修馬の愛と、二人の絆が、形となってお互いの指に光っているように思えて、架恋は喜びに胸をときめかせていた。
続いて、強く強く抱きしめ合う二人。
二人の間には、もはや言葉は必要なかった。