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猫好き男子と大人な部長
第13章 青天の霹靂
篠宮がすぐに不敵な笑みを浮かべ、二人に駆け寄ってきた。
架恋だけでなく瑞穂も意外さや驚きからか、棒立ちのままだ。
篠宮は軽く頭を下げながら言った。
「石橋さんでしたよね? ちょっと屋上まで付き合ってください!」
架恋は何のことか分からずに、「え?」と言うのが精一杯だった。
すぐさま、瑞穂がフォローを入れる。
「石橋さんは、このあと先約がありますよ」
しかし、篠宮は瑞穂には目もくれずに続ける。
「ほんの数分で結構ですから。先約って、修馬君との約束ですよね。彼、まだ来ていないはずですし、大丈夫ですよ」
架恋だけでなく瑞穂も意外さや驚きからか、棒立ちのままだ。
篠宮は軽く頭を下げながら言った。
「石橋さんでしたよね? ちょっと屋上まで付き合ってください!」
架恋は何のことか分からずに、「え?」と言うのが精一杯だった。
すぐさま、瑞穂がフォローを入れる。
「石橋さんは、このあと先約がありますよ」
しかし、篠宮は瑞穂には目もくれずに続ける。
「ほんの数分で結構ですから。先約って、修馬君との約束ですよね。彼、まだ来ていないはずですし、大丈夫ですよ」