この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
猫好き男子と大人な部長
第13章 青天の霹靂
瑞穂はイライラした様子で、「でも……」と言うが、遮るように言葉をかぶせる篠宮。
「何なら1分間でも構いませんから。ここでは人目がありますし、ゆっくり話せないじゃないですか」
「瑞穂、ごめんね……ちょっとだけ屋上に寄っていくことにするけど……」
ここで瑞穂が、篠宮に鋭い視線を向けてから、くるりと架恋の方へ向き直り、優しい声色で尋ねた。
「じゃあ、私も付き添っていいかな?」
「篠宮さんがオッケーなら……」
篠宮は自信に満ち溢れた笑顔のまま、「もちろんオッケーですよ。では行きましょう」と言うが早いが、歩き始める。
二人もそのあとをついていった。
「何なら1分間でも構いませんから。ここでは人目がありますし、ゆっくり話せないじゃないですか」
「瑞穂、ごめんね……ちょっとだけ屋上に寄っていくことにするけど……」
ここで瑞穂が、篠宮に鋭い視線を向けてから、くるりと架恋の方へ向き直り、優しい声色で尋ねた。
「じゃあ、私も付き添っていいかな?」
「篠宮さんがオッケーなら……」
篠宮は自信に満ち溢れた笑顔のまま、「もちろんオッケーですよ。では行きましょう」と言うが早いが、歩き始める。
二人もそのあとをついていった。