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猫好き男子と大人な部長
第13章 青天の霹靂
 瑞穂は、架恋を気遣うように、休憩時間にはいつも以上によく話しかけてきてくれた。
 もちろん、修馬についての話題などは避けつつ。

 昨日の電話で、瑞穂には全ての事情を話しておいた架恋。

 瑞穂は「すぐに別れた方がいいよ。早く別れのメールを送るべし」とアドバイスしてくれたが、もはやメールする気力も出ないほど疲弊していたので、まだうやむやになったままだった。

 架恋を心配し、昼食をまた一緒にとることを提案してくれる瑞穂。

 お弁当を作る気力もなかったので持ってきておらず、昼食に関して何一つ予定のない架恋にとって、断る手はなかった。




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