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猫好き男子と大人な部長
第15章 大人な部長
翌日の終業時間後、また用事があるという瑞穂を含め、同僚たちが次々と挨拶を交わして部屋を去っていく中、架恋はあえてゆっくりと帰り支度をしていた。
そして、高倉と二人っきりになると、架恋が話しかけようとする。
しかし、高倉の方が先に声をかけてきた。
「石橋君、昨日はありがとう」
「そんな……私はただ付き添わせていただいただけで何も……。こちらこそ、送っていただき、ありがとうございました!」
ぺこりと頭を下げる架恋。
高倉は柔和な表情で言った。
そして、高倉と二人っきりになると、架恋が話しかけようとする。
しかし、高倉の方が先に声をかけてきた。
「石橋君、昨日はありがとう」
「そんな……私はただ付き添わせていただいただけで何も……。こちらこそ、送っていただき、ありがとうございました!」
ぺこりと頭を下げる架恋。
高倉は柔和な表情で言った。