この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
猫好き男子と大人な部長
第15章 大人な部長
「ははは、私は超能力者ではないから、石橋君の考えを読み取れるはずがないよ。でもね、石橋君も、私の大切な部下のうちの一人なんだよ。部下が元気とやる気をもって仕事を行えるように、手助けをしていくことも、私の重要な役目の一つだと思っているから……元気がなさそうなときに心配するのは当然のことだよ」

 これを聞いた架恋は、納得すると同時に安心した。

 やはり、高倉にとって自分が「特別な存在」ではないと確信できたので。

 なぜ、「特別な存在」だと困るのかというと、架恋はもはや修馬の事しか考えられなくなっているからだ。

 だから、フリーの時なら大歓迎だったはずの、「修馬以外の男性からの好意」も、今の架恋にとっては「せっかくの気持ちにこたえられないから、心苦しいので、出来れば受けたくないもの」になっていたのだった。

 たとえ、相手が高倉であっても。

 なので、高倉が自分のことを、「大事な部下の一人」と思ってくれていることは、架恋にとっては色んな意味で嬉しかった。

 架恋は笑顔で言う。




/341ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ