この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
猫好き男子と大人な部長
第3章 猫好き男子とお試し期間
「俺は前々から、石橋さんのことが好きだったよ。去年の12月のある日、会社近くのラーメン屋にて昼食を済ませた俺は、店から出てきたときに、たまたま石橋さんを見かけたんだ。大通りを挟んで向かい側の歩道にて、かがみ込んで野良猫をじっと見つめてる石橋さんを。石橋さんはこちらに気づいてない様子だったけどね。その前にも、同期で集まった飲み会で顔を合わせていたんだけど、そのときは正直、石橋さんに対して強い印象を抱いていたわけじゃなかった。でも、そうして野良猫に対して優しい視線を向けてる石橋さんに、俺は見とれてしまって。俺は営業だから、なかなか会う機会もなかったけど、それ以来ずっと、石橋さんのことを想い続けてたんだ」

 まっすぐに架恋の目を見つめて語りかける宮沢。

 その真剣な眼差しに、少し恥ずかしくなった架恋は、やや目を伏せた。

 社内で大人気の宮沢から、こんな告白を受け、架恋としても嬉しくないはずがない。

 宮沢は言葉を続けた。




/341ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ