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Beautiful Smile~不器用な愛~
第5章 親友
美紅が落ち着いてからは、もう時間も遅いからと近くのファミレスでご飯だけ食べて、我が家でお泊まり会をすることになった。
ファミレスでも結局、話に華を咲かせて我が家に着いたのは終電終わりの深夜1:00頃だった。二人ともお風呂を済ませて、シングルの布団に二人で寝転んだ。行けなかった修学旅行は、こんな感じだったのだろうか……?
「そういえば、私、まだミキの話は全然聞いてないんだけど~」
「えー恥ずかしいよ。私のはたいした話はないけど、実はね……」
今までの出来事を話すと、美紅はニヤニヤとした。
「意外に青春してるじゃんッ! ミキの王子様は誰なんだろうなあ。好きな人は、応援するよ! とは言にくいけど、頑張るだけ頑張るのはいいと思うよ。でもあとの二人も意外にアリかも!」
「えー…ないない! 美紅こそ、どんな恋愛してるのよぉ?」
話をしていると喉がカラカラになり、枕元に冷えたピーチティーを出している。布団でカフェインなんて、今夜は眠る気はない。
「だから、さっき公園のベンチで話した通り、京子っていう宿敵の十夜っていう彼氏。付き合ったらしいって風の噂で聞いたの。って思ってたんだけど、転校前日に学年一の不良に抱きしめて諭されてさー…実は、キュンとしたんだけど、ソイツにも彼女いてさ……。私の恋愛はまだまだ先になりそう。こっちの学校で頑張るよ」
ファミレスでも結局、話に華を咲かせて我が家に着いたのは終電終わりの深夜1:00頃だった。二人ともお風呂を済ませて、シングルの布団に二人で寝転んだ。行けなかった修学旅行は、こんな感じだったのだろうか……?
「そういえば、私、まだミキの話は全然聞いてないんだけど~」
「えー恥ずかしいよ。私のはたいした話はないけど、実はね……」
今までの出来事を話すと、美紅はニヤニヤとした。
「意外に青春してるじゃんッ! ミキの王子様は誰なんだろうなあ。好きな人は、応援するよ! とは言にくいけど、頑張るだけ頑張るのはいいと思うよ。でもあとの二人も意外にアリかも!」
「えー…ないない! 美紅こそ、どんな恋愛してるのよぉ?」
話をしていると喉がカラカラになり、枕元に冷えたピーチティーを出している。布団でカフェインなんて、今夜は眠る気はない。
「だから、さっき公園のベンチで話した通り、京子っていう宿敵の十夜っていう彼氏。付き合ったらしいって風の噂で聞いたの。って思ってたんだけど、転校前日に学年一の不良に抱きしめて諭されてさー…実は、キュンとしたんだけど、ソイツにも彼女いてさ……。私の恋愛はまだまだ先になりそう。こっちの学校で頑張るよ」