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俺が惚れた農家のおばさん 3
第12章 出発 〜後編〜
[すっかり遅くなっちまった…]

用事を済ませた俺は彼女が待つ休憩所に辿り着く

[あれっ…?都さんは?]

ベンチに彼女の姿はなく荷物だけが置かれている
俺は嫌な予感がして辺りを探し始めた

[ん?奥に何かある…]

奥の遊歩道を進むと開けた場所に出ると

【チビッコアスレチック】

と書かれた看板が目に入る

[たぶんここだな…]

俺はコースの中へと入り進んで行く

[ん…]

暫く進むとコースに脱ぎ捨てられたライダースーツを見つけた

[ここで何があったんだろう…?]

周囲を見渡すが人と揉めた形跡は無く、念のため近くの茂みもチェック

[取り敢えず先に進むか…]

そして幾つかの器具を確認しながら進むとターザンロープと呼ばれる器具の所で足を止める

[都さんだったらこれにはまるだろうなぁ…]

ロープに触れるとヌルッとした感触

[ここで何かしたな…]

この先に居るとを確信した俺はこの場を後にして先に進んだ

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