この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
欲情三分間〜ヨクジョウサンプンマ〜
第1章 〜〜〜〜〜〜〜
「すみません、
わざわざ来て下さったのに。あの人ったら…」


早苗は黒い長髪を一つに束ねて、
淡いピンクのエプロンを付けている。


恐縮しながらお茶とチョコレートを出してくれた。


「老舗のお抹茶ですの。
チョコは、イタリア製の………何だったかしら(笑)難しい名前なのよ。凄く濃くて美味しいの。良かったら召し上がって?」


リビングのテーブル席にて、
幸成は座っている。


田上は妻と娘2人の4人家族。
もっとも、
娘2人は東京で共同で住みそれぞれ大学に通っている。
だから普段は田上と早苗の2人暮らしのようなものだ。


幸成は、
遅くに結婚したので41歳にして4歳の娘が1人。
妻は10歳下で、仲間内からは『残り物―幸成のことだ―に福があった』『嫁さんは外れクジを引いたかもな』とやっかみ半分の祝福を受けた。



田上とは大学時代工学部で共に研究をした仲間である。
鳥人間コンテストに出場し、
歴代最長の67㎞を飛んだのが青春の1ページ。
ロボットコンテストでは国際バンクーバー大会で日本代表としてチーム出場した。


幸成はゲームメーカー最大手・ナンテン堂に就職。
田上は在学中に研究室を作り、そのまま起業した。今や工学会では第一人者の一人として名を馳せている。


ゴルフならば、
恐らく顧客からの接待なのだろう。

早苗は可愛らしく、
その姿は田上と結婚した20年前と違わない。。



田上は在学中に学生結婚をした。
早苗は他校の女子大生で、学園祭で知り合ったのだ。



/31ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ