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第7章 ザク&くま

｢くま!そっちや!!｣


『あぁ、分かってる!』


｢よし、それでええ!｣


今日も俺とザクはエサを狩っていた


あれから5年―

俺は

喧嘩

言葉使い

女の口説き方

野良での生き方

何もかもを

みっちりザクに

叩き込まれた―

今ではこの大阪の町で

俺等を越える

コンビは居らんし

縄張りのほとんどが

俺とザクのもんになっていた―