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もっと、生きたかったな、、
第8章 彼女
夜中の2時を回る頃まで
くまと美羽は話していた。
(とまぁ、こんな感じや。)
[そっかぁ…くまにも色々あったんだね…]
美羽は俺の身体で手を口に当てている。
夜中だから言わんけど…
昼間でその格好は勘弁してくれよ。
(ほんで、旅の途中で毛繕いしとったら
お前に身体乗っ取られるし
この寝てる野郎に拾われるしで…
ホンマ思うようにいかへんな。)
俺の旅もここで終わりやろか。
(まっ、今日は遅いし早よ寝りや)
しばらく…ここに居るっちゅーのも
悪くないか…。
[うん、ありがとう。おやすみ]
(おやすみ)