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もっと、生きたかったな、、
第8章 彼女
とは言って出たけどこれからどーすっかな。
涼が手ぇ繋いだせいで教室の奴等や周りの奴に
変な目で見られたし教室には戻りにくい。
かといって鞄は教室だ。
サッと行ってサッと帰るか。
佐知はガラッと教室を開け何事もなかった様に
自分の鞄を取りササッと
「おいおい。どこ行くんだ佐知?
授業中だぞ?戻りなさい。」
出れなかった。
がここで戻る俺でもない。
「頭痛いんで今日は帰ります。」
「保健室には行ったのか?」
行ってねー。
「保健室行ったら先生居ませんでした。もう頭痛くて仕方ないんでさよなら。」
日頃からこんな言い訳で帰ってるから
特に何かを言われるわけでもなく
普通に帰れた。