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もっと、生きたかったな、、
第8章 彼女
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目が覚めると
くまの中で寝ていた筈が
朝になるとくまから出ていて
床に寝ている状態だった。
くまは横でまだ寝ているんだけど
うちが動いたから目が覚めたみたい。
『なんや、お前出てたんか』
「うん、起きたら出てた…」
『お前寝相悪そうやもんな。』
「うん。……⁈
えっ⁈ちょっ‼くま⁈」
『なんや、そない驚いて。』
「うちくまから出てるのに
くまの言葉が分かるよ⁈」
『ホンマや‼俺も分かるわ‼』
何故か起きたらくまの声が分かるようになってて
普通に話してた。
「じゃあ、、もう中へ入らなくていいね?」
『せやな?まぁ、入りたくなったら入ればいい。」
ガチャー
美羽とくまは話に夢中で
佐知が帰ってきたことに気付かなかった。