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もっと、生きたかったな、、
第8章 彼女



俺はまだリビングの入り口に突っ立ったままだった。

ジジと女は話してるけどここからじゃ
何て話してるのか聞き取れない。

ジジの名前を呼ぶべきか。

家を出るべきか。


でも、ジジを呼んであの透けてるのが
怖い顔してこっち向いたら?

追いかけてきたら?


あ、涼呼ぶか!

俺は涼を呼ぶことにし携帯を手にとった。

ボトッー

動揺して落としてしまった。

しまった‼

俺は恐る恐るジジの方を見た。




「きっ…きやぁぁぁぁーーーーーー!!」
「だぁーーーーーーーっ!!」

『2人してアホか。』

俺と女はお互いにびっくりして叫んだ。

女はふわふわ浮いている。


あぁ、俺変なのが見える。

宙に浮く女が見える。

幽霊ってこのことか。



俺、、、殺されるのかも



そのまま数分間気を失った。





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