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もっと、生きたかったな、、
第8章 彼女
「あ、、あの、、大丈夫?」
優しい女の声がする
俺どうなった?
俺は優しい声のする方に目を開けた。
心配そうな顔でこちらを見つめる女。
どっかで…見たことある。
どっかで…。
「中崎⁈」
俺はびっくりして飛び起きた。
えっ、ちょっと待て
こいつはこの前事故で。
なんでこいつがこんなとこに。
何でそんな悲しそうな顔で見る?
俺は無意識で中崎の頬に手を伸ばしていた。
「え、、、。」
けど、俺の手は中崎の顔をすり抜けた。
「あ、わり。」
「うちが見えるの…?
うちの声が聞こえるの?」
「あぁ、はっきり見えるし声も聞こえる。」
「うちの事怖くないの?」
中崎は下を向きながら言う。
「怖くねぇよ。」
「よ、、良かったぁ。」
それよりその格好。
制服が所々破けてるのをこいつは知ってるのか?
中崎自体少し透けてるが
破けて少し見える白い肌が普通にエロい。
あ、もしかして、、事故で破けたのか?
「痛かったよな。」
「え?」
俺はまた手を伸ばし中崎の破けてるとこを撫でた。
けど、やっぱすり抜けた。