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イカせ屋稼業
第5章 そのご
お互い褒め合うと気恥ずかしい。。


『―――仮定、としてですが。
もしもお相手が裏切ったらどうしますか?
バラエティー〔キスまでイキたいっ!〕でコメントされてましたよね。
束縛や詮索はしない、と………
信頼度が高いのだなと拝見してました。
が、
恋愛に心変わりは付き物ですよね。その時はどうします?』


突っ込んだ質問だ。



翔汰は、
『………もし、拓矢が裏切ったら………
僕は諦めるかなぁ』
と自分の恋愛観を述べる。『人の気持ちって思い通りにならないじゃないですか。
恋愛感情も永遠とは限らないし。
その時は潔く諦めます』



『拓矢さんは?』



『僕は………
もしも翔汰が他の誰かを愛したなら、
気が狂いますね』


翔汰はブッと噴き出してしまった。

『ゴホゲホッ……
すみません、喉の調子が…』と誤魔化す。



『気が狂って、
独りで葛藤してのたうち回って……………
勝手に好きでいます』
拓矢は平然と続けた。


『――翔汰さんが二度と戻らなくても?』


『――はい。
どこで何をしていても、
誰と睦み合っていてもおそらくずっと好きなままですね』

『―――一途なのですね。では日常について2、3質問しますね。
デートはどんな場所に行きますか?………………………………』





――――インタビューは日常の出来事やオフの過ごし方について問い終了した。

『本日はありがとうございました。
とても深いお話を聞けました』
三井さんが深々と頭を下げた。


2人も揃って『ありがとうございました』と一礼する。


三井さんが顔をあげ、
クスッと微笑み『お2人にはとても強い親愛があるんですね……
雰囲気からも伝わってきます。では、また機会があればよろしくお願いしますね』
と去っていく。

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