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イカせ屋稼業
第5章 そのご
翔汰は、
『それはあると思ってます。
〔本当に男同士の恋愛感情なんてあるの?〕って思うでしょうね。
殆どの人は異性が恋愛対象ですし。
でも、僕は拓矢が好きです』
(うっ、恥ずかしい…)
照れてしまう。偽りなのに…
『――拓矢さんのどんなところが好きですか?挙げるとすれば』
『………
そうですね………
見た目通りぶっきらぼうで無表情で冷めてるんですけど(苦笑)
意外と愛情深くて優しいヤツなんです。
話も聞いてないようで聞いてるし、
見てないようでちゃんと見てくれてる』
それは、
翔汰の本音だ。
拓矢はクールなふりして優しい。
表面的なことじゃなく、
人間が深い気がする。
しばらく一緒にいてよく分かったのだ。
一瞬、拓矢が頬を染めたのだが翔汰は気付かない。。
三井さんが『拓矢さんは?翔汰さんのどういう部分に惚れました?』
と目を拓矢に向ける。
『………叩き上げ的な根強さ、かな。人間臭くてあたたかい』
『―――それは生き様ですよね?』
『はい。
翔汰の根本的な強さって一緒に過ごしてるとよく見えるんです。
見た目こんな可愛いでしょ?(笑)意外としっかりしてるんですよ。コーヒー淹れてくれたりアイス買ってくれたりしますよ(笑)
人を大切にしているところも尊敬してます』
『それはあると思ってます。
〔本当に男同士の恋愛感情なんてあるの?〕って思うでしょうね。
殆どの人は異性が恋愛対象ですし。
でも、僕は拓矢が好きです』
(うっ、恥ずかしい…)
照れてしまう。偽りなのに…
『――拓矢さんのどんなところが好きですか?挙げるとすれば』
『………
そうですね………
見た目通りぶっきらぼうで無表情で冷めてるんですけど(苦笑)
意外と愛情深くて優しいヤツなんです。
話も聞いてないようで聞いてるし、
見てないようでちゃんと見てくれてる』
それは、
翔汰の本音だ。
拓矢はクールなふりして優しい。
表面的なことじゃなく、
人間が深い気がする。
しばらく一緒にいてよく分かったのだ。
一瞬、拓矢が頬を染めたのだが翔汰は気付かない。。
三井さんが『拓矢さんは?翔汰さんのどういう部分に惚れました?』
と目を拓矢に向ける。
『………叩き上げ的な根強さ、かな。人間臭くてあたたかい』
『―――それは生き様ですよね?』
『はい。
翔汰の根本的な強さって一緒に過ごしてるとよく見えるんです。
見た目こんな可愛いでしょ?(笑)意外としっかりしてるんですよ。コーヒー淹れてくれたりアイス買ってくれたりしますよ(笑)
人を大切にしているところも尊敬してます』