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イカせ屋稼業
第6章 そのろく
『どーする、拓矢?』

『………休む。
3時間寝る』


『了解〜。
じゃあ2時半に迎えに行くからな。
拓矢が16時〜、翔汰は17時〜撮影だな。』
甲斐は確認しつつ、
2人をマンションまで送った。





――――――――――
『ふあ〜ぁ…
ちょっと寝るわ。
2時に起こして翔汰…』

マンションに帰るなり、
拓矢は欠伸をしながらベッドに潜り込む。



『よく直ぐに眠れるなぁ…のび太みてぇ…
わかった、起こすよ〜』


翔汰はダンベルを持ち筋トレをする。


(えーっと、
撮影が17時〜
相手は園部【ソノベ】ひかるだっけ。
女性目線か…)


プルル…
プルル…

スマホの着信音が鳴る。


翔汰はダンベルをソファーに置いて出た。

『もしもし?』

『あ?
あれぇ、兄ちゃん出た〜!昼間から暇なんだねー(笑)』

妹・彩夏だ。


『暇で悪かったな(苦笑)
どうした?何かあったか?』

『あのねー?
ママが貢いだお金返ってきたよ〜♪』

『え?
どうやって?』


『祖母ちゃんのイトコの晴【ハル】おじさんいるでしょ?友達が市議会議員してたんだって!
頼んだら探して脅してくれたんだってさー。
今朝頭下げてきたよ〜。通帳まるっと戻ってきた』


『……晴おじさん……………
ああ、居た。居たな。
市議会議員の友達って…
何じゃそりゃ……
え、確かなのか?』


『?
うん。今朝ママの前で「すみませんでした」って土下座したよ。
市議会議員さんと、何か悪そうな人たちも居たから大丈夫だったよ』


『……ちょい待ち!
祖母さん、何で今までそうしなかったんだよ?』

『ミサコが恥だからだってさ。
今さらだよねー?
だから兄ちゃん仕事辞めていいよ。カタギの仕事に就きなよ』

『…………
祖母さん居る?TEL代われ』

『今居ないよ。
市議会議員さんにお礼に行った。
早めに言っておこうと思って。じゃーね、あたしは伝えたよ』
ガチャッと通話が(一方的に…)終了した。
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