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イカせ屋稼業
第8章 そのはち
ふたりはエレベーターへ急いだ。


『………拓矢………』


『翔汰、いい?
俺我慢できない』


『待てよ、防犯カメラがあるし…』


ふー、と拓矢が髪をかきあげる。
壁に背中を凭れさせ、落ち着けていた。


ふたりはエレベーターの上昇ももどかしい。


部屋に入って、
内鍵を締めると………


拓矢は翔汰を玄関ドアに押し付けてキスをした。
ドン、と肘があたる。



『待っ………ん、ああっ』拓矢が翔汰のTシャツを脱がせた。

そしてジャージズボンを下ろす。
『待って………
ベッド、行こう』



翔汰が制すと、
拓矢は頷く。



灯りも薄暗がりにして、
全裸になった。



『……拓矢…………』

ぼんやりと拓矢の金髪が光る。

『翔汰、
俺ダメ………』
そう呟くと拓矢は翔汰にキスをした。


『……ん、はぁっ……』

ベッドに座ったまま、
互いの口を貪る。


『……ん…』
翔汰は右手で拓矢の肉棒を掴んで扱く。

『ああっ……翔汰……』

『気持ちイイ?』

『……うん……』


拓矢は上体を曲げて、
翔汰の肉棒を咥えこむ。

『はあっ………』
翔汰は喉を反らして喘いだ。
左手は拓矢の髪を撫でる。

『翔汰、さっきの続きだ』
拓矢はそう言うと翔汰を突飛ばして寝かせた。
脚を抱えて持ち上げる。。

屹立した肉棒が、
アナルに刺さった。


『ん………!!』
抉られるような痛みと快感。


『はあ………っ、
翔汰………っ』


『もっと強くしてよ、
拓矢……』両手は拓矢の肩を掴む。

拓矢は目を細め、
力を込めた。


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