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イカせ屋稼業
第8章 そのはち
―――翌朝、
午前5時半。


翔汰はひっそり起きて着替え、
そーっと甲斐・拓矢を起こさないようにホテルを出た。
リュックを背負う。
Tシャツ&ハーフパンツに帽子。――甲斐の鼾が響いている。


スマホで地図検索をし、
最寄りの駅の始発を調べる。


『お、
出てんな……
よっし』
鈍行で地元まで沿線が続いている。



(特急が出る時間帯までに、鈍行で近くまで行っておこう…)


『―――翔汰!』


後方から声がして、
『へっ』と思わず足を止めた。
『―――拓矢?何やってんの』



拓矢が、
はーはー息を切らしている。白いTシャツに細身のパンツルック。サングラスをして金髪は束ねていた。
『……邪魔かな?
病院の外に居るから、行っていいか』


『………どしたのお前………』


『いや、心配で』


『………1人で起きれるじゃん…………』
翔汰が言うと、
拓矢は『………たまには』と頬を赤くして俯いた。



かくて一緒に地元へと向かうことになった。
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